映画っぽさとは(1)

初めてという事で、まずは基本的な事から書きます。

自主映画を作るとき、ストーリーは一番大事。

でも映画館で流れてる様な美しい映像に刺激を受けて、自分もこういう絵が撮りたいって所から始めるのも全然良いと思います。

ところで、その映画っぽさとは何なんでしょうか?どうして家庭用のビデオカメラでは表現できないのでしょうか?

それはセンサーの大きさに秘密があります。映画で使うフイルムはかなり大きな面積を持っています。面積が大きいと被写界深度が浅くなります。被写界深度が浅いと言う事は、フォーカスの合っている部分がはっきりと見え、他の部分はぼやけます。これを人は美しいと感じ、映画でももちろんそのテクニックを多用します。小さなセンサーのビデオカメラではこの表現が困難です。そして多くの業務用ビデオカメラもこの1/3インチという小さなセンサーを使っているので、映画的な表現には不向きなのです。

そこで登場するのがデジタル一眼レフカメラ(DSLR)。DSLRのセンサーはAPS-Cと言う、映画撮影に使われるフイルムSuper 35(リンク先英語)に非常に近い面積のセンサーを積んでいます。

ニコンがまずD90にビデオを搭載して話題になります。そこで火のついたキヤノンが強力なビデオ機能を搭載した機種をどっさり投入。登場当時は「写真機でビデオなんてバカじゃねーの?」などと不評でしたが、ハリウッドのクリエイターたちがその潜在能力に目をつけ、コマーシャルやテレビ番組などで使い始めたのです。人気番組”House”の最終シーズンはなんと、全てキヤノンのDSLRで撮影されたのです。

さてその値段ですが、Canon EOS 7Dがなんと10万円弱。60Dに至っては6万円台という低価格。何千万円もするカメラでしか撮れなかったボケの美しい映像が、ある日突然店頭に並ぶ写真機で撮れるようになってしまったと言う訳です。(続く)

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