REDは大丈夫なのか?

Philip BloomがREDを手放したと言うニュースがネット中を駆け回っています。

Why I love the RED Epic and why I don’t have one anymore

SCARLETは買いかどうか?と言う記事でREDカメラの良い点と悪い点を提示したところ、それがREDを極端に溺愛する人々の怒りを買ったようでものすごいバッシングの対象になってしまったそうです。

REDコミュニティでのバッシングがエスカレートしているのを憂慮したPhilipはREDの人間(多分一番偉い人)に相談するのですが、そこでまたひと騒動あります。これまでもREDの評価を正直にブログに書いて来たPhilip。その事を罵られ、最終的に「お前にはREDなんかいらねえだろ」的なノリで会社が買い戻しを提案するなど、訳の分からん展開になったのです。会社が個人を理不尽な理由で攻撃する様な事はあってはならないでしょ。開いた口が塞がりません。

ヒーローショーのメイキングでも「REDが止まった!」とか言うシチュエーションがあったけど、そっちは良いんかい?

キヤノンやソニーとは違った背景の会社だと言う事は十分に分かりますが、幼稚な対応が許されるとは思えません。

実際にREDを使った事のある人間や所有している人間はPhilipの意見にほぼ同調していて、バッシングの大半はREDすら持っていないファンボーイ達によるものだそうです。まるでいつだかのAppleを見ているようです。

結局PhilipはEPICを手放すことになり、SCARLETの予約も解消する事になりました。

その後会社から謝罪があり、今は問題無しと言う事になってますが、なんだかね。

Gini Rig i focus

Giniが最近出した新しいフォローフォーカス「i focus」をゲット!

落札してから4日ほどで届きました。前回もそうだったけど、速い。

簡単なビデオを用意しました。

Giniが以前製造していたフォローフォーカスも好きだったけど、今回のはギア周りに相当力が入っています。正直なんでこれが2万円弱で買えるのか謎です。

ちなみに僕の場合はショルダーリグを購入する形でi focusを手に入れました。

gini-ifocus

このボリュームで300ドル(+送料で350ドル)です。CinevateとZacutoはたまったもんじゃないでしょうけども、ちょっと値段を下げていただけると嬉しいかも。

安いマウントアダプターがダメな理由

他社製レンズをボディーに付けたい時に使うマウントアダプター。

fotodiox adapters

いろんな会社から出てますが、ものすごく安いのからものすごく高いのまであって、一体どれが良いのか分かんなかったりします。

僕が使ってるのはFotodioxと言う会社のアダプターで、同じ会社から2種類のアダプターが出てます。ひとつはプロ用で70ドルほど、もうひとつはコンシューマー用で20ドルくらいです。

んな事言っても大して変わらんだろって感じで長い間安い方を使ってたんですが、プロ用をゲットした瞬間に過去の自分をボコしたくなります。

比較映像を用意したのでご覧ください。一目瞭然です。

安物のユルユル具合が半端ないです。プロ用のはきっちりと噛み合う用に工夫がされていて、納得の値段です。。

でも日本の会社が出してるのは品質的にこういう心配しなくても良いのかも?そこんとこどうなんでしょうか?

C300 個人的に思った事

C300 handheld

キヤノンが1月に発売するシネカメラ。前回速報でがっかり気味に書いたんだけど、情報が集まるにつれてだんだんこのカメラのターゲットというか方向性が分かってきました。とりあえずネットの討論みたいのも落ち着いてきたので思った事を書きまとめてみます。

まずキヤノンが選んだ4Kセンサーの使い方。RGBそれぞれの色を別々の素子に振り分けて記録するので、3CCDと同様の効果が得られるとかなんとか。

サンプリングが8bit 4:2:2なのはどうかなー?とも思うけど、その辺は変なグラデーションが出ない様な調整がされてると期待します。

映像のクオリティは明らかにAF100やFS100よりも良いです。同じラインアップで考えない方が賢明と思います。

そして値段にしても実売価格は希望価格よりも大幅に下がるんじゃないかと予想されてます。もしかしたら日本円で100万円あれば手が届くかもしれません。(でも確証無し)

新しいレビューがVimeoにあがってました。半分ギャグですが、かなり知りたかった事が分かる映像です。

ふざけすぎててキヤノンは公式に使えんのだろうな。。

さて同時発表で騒がせたREDに対する優位性としては

-すぐ撮影できる

-すぐ編集できる

-既存のキヤノンバッテリーを使える

-消費電力=長持ちバッテリー

-長い記録時間

-防滴防塵

-既存の編集環境でOK

-安定性(重要)

きちんとしたプロダクション会社であれば、助手が何人か居てREDを2、3つ待機させるなどしてトラブルに対処出来るけど、ゲリラタイプのドキュメンタリーや超低予算の現場なんかではキヤノンの機動性と信頼性が物を言うと思います。キヤノン側もC300がハリウッドのプロダクション用だなんて事は言ってない。カラコレもCanon Logである程度は自由が利く。EFレンズが使えるあたり、販売ターゲットは小規模制作会社かお金のあるフリーランサー、あるいはBカメ用途なんじゃないでしょうか?

REDの4K映像は良いけど、スムーズに作業したいなら周辺機材もアップグーレドしなきゃダメだろうし、機材そのもの以外の部分で問題が出てきます。まず映像を変換するのにRED ROCKETが無いと相当時間がかかる。たぶん最終的な出力先であるテレビやネットでは4K映像なんてあり得ないし、将来4Kが標準になるなら将来4Kカメラを買えば良い。我らがPhilip BloomのブログでもSCARLETは買いかどうか、詳しく書かれています。発表当日に(自分も含めて)人々は揃ってC300を馬鹿にしてましたが、こうして考えるとSCARLETの位置づけがだんだん微妙に見えてきたりもします。

C300はプロっぽい映像が撮れる最高峰で、それ以上を求めるのなら立派なプロって感じでしょうか?